玉原高原 散策
私にとっての蛾の師匠である、横田光邦さんのお誘いで玉原高原を歩きます。
蛾類幼虫はすでに少ない時期ですが・・・
歩き始めてほどなくして、ウリハダカエデにネグロケンモン幼虫が見つかります。
斑な体色の個体は少ないと思います。

ストロボ Trim
ブナはすでに落葉がはじまる中、アカイラガ幼虫がギリギリの追い上げです。

カバエダシャクの成虫がウリハダカエデの種に紛れて隠れていました。

ミズキの葉裏にいたクサカゲロウ一種の幼虫は、体長が10mmほどあり、かなり大型です。

頭部を拡大してみてみると、意外にも触角が長く、大顎の長さを超えています。
大顎の内側に見えるのは小顎髭でしょうか?
いわゆるアリジゴクの頭部と似ていながらも、ずいぶん違いがあります。

ストロボ Trim
玉原高原のブナ林は見事です。

今年はブナの結実が多い気がします。
殻斗がクマザサの葉上に・・・
落下の衝撃で柄が刺さったようです。

色づいたカエデの葉にミスジチョウの幼虫が見つかります。

ミズナラの葉裏にミカドアツバ幼虫がいました。

足元の毛虫にハッとします
ヨシカレハは30mmほどのサイズまで成長してから冬を迎えます。

クマザサの葉上に特徴的なハバチ幼虫が見つかりました。
落下したものと推察します
ハバチ類幼虫生態図鑑を購入したこともあり、これだけ特徴的な外観であればわかるだろうと・・・
しかし、該当種と思われる掲載はありませんでした。
体節に一対ずつ並ぶ突起はコシアカハバチ属の特徴なので、近縁な種の可能性があります。

ネクイハムシの一種が下草に付いていました。
湿地性甲虫ですが、散策路の先には玉原湿地があります。
そんな湿地に到達せずに、ここで折り返しました。

午後は草地に面した林縁を歩き始めます。
アキグミの実がたわわに実っていて、以前に食べたことがあるような気がしましたが、味は忘れており、うまそうなので食べてみます。
やや渋みはあるものの、酸味と甘みがほどよく、種も気にならないので気に入りました。

葉の上にエゾアオカメムシがいました。
緑色から褐色に切り替わる途中の体色です。

横田さんが、タニウツギにクロスキバホウジャクの幼虫がいるはずだと、探し出してくれました。
この晩秋に、大きなスズメガ幼虫が見られて満足します。

その葉上に、またしても特徴的なハバチ類幼虫がいました。
これは図鑑に掲載があり、ツマグロハバチ幼虫だとわかります。

ヤマブドウが実を付けていて、これも食べてみます。
「スッパ!」
最近のブドウは旨すぎます。
野生種から改良を重ねて現在に至ると考えると、何かありがたみを実感しました。

その後、ライトトラップのため。武尊山方面に向かいます。

