赤城自然園 散策
朝の気温は14℃で低めでしたが、貯木を訪れると、すでにオオホシオナガバチが飛来し産卵が行われていました。
産卵の場所で、光線や背景が変わりますから、このチャンスはしつこく追ってしまいます。
オオホシオナガバチに関しては、一般的に年一化性と考えられる中で、ここでは初夏と秋に発生の山があると感じます。
そして、秋のほうが発生数は多く、しかもサイズが大きいと感じます。

何度見ても、この産卵の一部始終は魅力的です。
触角で触診し、材の中の寄主を探り当て、長い産卵管を挿入しての産卵です。
医療的に置き換えると、超音波探知とカテーテルです。

やや小ぶりなオナガバチ一種が訪れます。

理想的な光線下で産卵を始めました。
この光線と背景でオオホシオナガバチの産卵を撮りたいなと・・・・

ムツバセイボウが飛来し、しきりにキバチの脱出口を覗き込みます。

調べてみると、管住性蜂類(ドロバチ亜科)に寄生するとのことです。

この色味とグラデーション。
点刻も、中央から外の向かって粗さが変化します。

そして、ワカバグモを穴に運び込もうとするクモバチの一種が現れます。
そのほか、よくわからない不明蜂類がにぎやかな貯木周辺でした。

OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO2000 SS1/800 F10
ストロボ Trim
木が枯死し、菌類によって分解されて腐朽木となりキバチ類が食物として利用する。
キバチ類幼虫に寄生するハチ類が腐朽木を利用する。
キバチの脱出口を管住性蜂類が利用する
管住性蜂類の寄生蜂が利用する。
蜂類に限っても、これだけ複雑な相互のかかわりがあります。
一般的に公園管理上は腐朽木はゴミ扱いです。
しかし、自然界では、重要な食物と空間を生み出しています。

