赤城山 散策
赤城山の標高1000mあたりに散策に出かけました。
クリの下には、ナミオトシブミの揺籃が目立ちます。
木が高く、成虫の姿はまったく見られません。

エゾハルゼミの大合唱が響きます。
声を聴く限り、ほぼエゾハルゼミですが、ハルゼミの声も確認できました。
標高600mの赤城自然園では、ハルゼミが圧倒的に多く、比率的に真逆です。
しかし、かつてはエゾハルゼミが多かったという話もあります。


道に張り出したコナラの枝先で、イモムシがいろいろ見つかります。



ツルウメモドキで、ヒロオビトンボエダシャクの幼虫が目立ちます。

糸でぶら下がる個体もいます。そして・・・下を見てびっくり!

木製ガードレールの上に、無数の幼虫がいました。
老熟して下りているかとも思いましたが、下りてから、落ちてしなびかけた葉っぱを食べる個体もいました。

この場所を、この時期に訪れる目的がひとつありました。
20年ほど前、地元のチョウに詳しい方に案内していただき、アサギマダラの観察に訪れたことがありました。
その時は、林縁のオオカモメヅルに卵や若齢幼虫が多く付いていて、成虫が飛ぶ姿も見られました。
そんな景色がまだ残されているか、確認をしたかったのです。
道脇にオオカモメヅルが多い一角があり、「このへんかな?」過去の記憶がよみがえりました。
オオカモメヅルは健在のようです。
成虫が飛ぶ姿はまったく見られませんでしたが、葉裏をめくって卵を探してみます。

OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO2000 SS1/400 F5.6
ありました。
周辺で、いくつかの卵が確認できました。
幼虫の姿はありません。
まあ、それなりに環境が残っていたことに安堵します。

林床でミドリヒョウモンの幼虫がスミレの茎に付いていました。
そろそろ老熟しそうです。

折り返した道中で、派手なカメムシを発見します。
以前に武尊山でも見た種類ですが、名前が出てきません。
あらためて調べます。
アカスジオオカスミカメムシは、カスミカメムシ科では世界最大級とのことです。

電柱に見慣れない甲虫が見つかります。
ヒゲナガゾウムシとわかりますが、ここまで触角が長い種類は知りません。
調べるとクロオビヒゲナガゾウムシとわかります。
触角が細く、直翅類を彷彿とさせる繊細な作りで、風になびかせていました。


