赤城自然園 散策
梅雨のさなかですが、晴れ時々曇りの悪くはない天気です。
この季節は、朽木が貯木してある場所をよく覗き込み、キノコに集まる甲虫類に興味を持って探しています。
梅雨時期は、ヤスデ類も活発な季節です。
抱き合うように交接するシーンを目撃しました。

ニクウスバタケによくいる、コロコロした3mmほどの赤い甲虫はキノコアカマルエンマムシです。
キノコにいる小さな甲虫類は、とても広い分類群を含みますから、触角形状であったり、まずはファミリーで何のなかまかをざっとイメージしてから種名を調べます。学研のLIVE昆虫は、このあたりの小甲虫の掲載が多いので、とても重宝しています。しかし、一般向け図鑑では掲載がない種類にあたることも多々あります。ぐんま昆虫の森に在籍時は、図書コーナーで調べ物ができましたから、文献購入はそれほど積極的ではありませんでした。調べ物の壁に当たることが最近あり、もろもろの大図鑑を購入しなくてはならないかもしれません。

大木も幹では、昼間でもヤマトイシノミが目立ちます。
体色変異の中では、やや少ない背筋タイプがいました。

スジチャタテの幼虫集団も幹で目立ちますが、いよいよ羽化個体が現れ始めました。

コナラの古木では、一時のキクイムシ類の穿孔で、樹液が出始めています。
ヨツボシオオキスイが訪れていました。

その近くでは幼虫であろう姿もありました。
樹液という液体の中で過ごしますから、ほとんど水生昆虫です。

そんな近くで、初めて見る甲虫を発見しました。
サイズ感と体型はチビクワガタです。いるはずがありませんから、スジクワガタの極小個体かとも思いました。
上翅の筋が妙にいびつで羽化不全?かとも思いつつ、手に取って見てみると・・・・
なんだこれは・・・・調べました。
学研LIVE昆虫に掲載がありました!「エンマムシモドキ」
国内一科一種というだけでも何か特別感があります。

まあ、よい季節でいろいろと見られました。
地味な色合いの画が続きましたので、最後はヤマイモハムシにしました。
食草、食跡とセットでよい生態写真が撮れました。


