赤城自然園 散策
梅雨のさなかですが、連日にわたり晴天です。
ウツギの花では、コハナバチの一種が花粉集めに忙しそうです。

ハルニレの葉裏に真っ赤なカメムシがいました。
過去にも見た気がしますが、種名がわからず・・・
調べてみるとヨツモンカメムシでした。
ニレ科樹木依存のようです。

コナラの立ち枯れを覗き込むと、真っ赤な美しいカミキリムシが目にはいります。
はじめは脱出するところだと思いましたが、観察しているとどうやら産卵中のようです。
調べてみるとキヌツヤハナカミキリとわかります。
ビロード状の美しい光沢と発色のよい赤ですが、標本化すると退色してしまうようです。

ナナフシ橋を越えた場所の立ち枯れ(おそらくシデ類)は、見るたびに何かと甲虫類が付いています。
今回も見慣れぬカミキリムシが産卵に訪れていました。
ゴマダラモモブトカミキリで間違いないと思いますが、よく似たニセ・・・・もいるようです。

枯れ枝の貯木を覗き込むと、ミツノゴミムシダマシのオスが見つかりました。

6/14に同じ場所で特徴的な幼虫を見つけて調べていました。
鈴木知之さん著の「朽木に集まる虫ハンドブック」に似た幼虫の掲載を見つけました。
オオフトメイガ幼虫とそっくりなカラーリングです。
目立つ場所で摂食していましたから、警告色的な収斂進化と考えると興味深いです。

ノハラアザミの葉を食べる、ずんぐりとしたゾウムシを見つけます。
葉の下から仰いだアングルで撮影を試みます。
最近よく目に付くカツオゾウムシなど、警戒心が強くすぐに隠れたりしますが・・・・
このゾウムシ、見た目出通りというかというか、おおらかな性格でした。

園路沿いのコナラの立ち枯れに差し掛かり、幹を覗き込むとシロヒゲナガゾウムシが見つかります。
オスが樹皮をかじって摂食していました。

幹全体を見渡すと、そのほかに3ペアが見つかり、摂食する雌の後ろにオスが定位しています。
交尾を仕掛ける様子が何度となく観察できましたが、メスに後ろ蹴りされて交尾には至りませんでした。


