赤城自然園 散策

歩き出して早々に、クワの葉裏で見慣れない卵嚢が見つかります。

クモのものであろう想像がつきますが・・・

調べた結果、ゲホウグモの卵嚢のようです。

ゲホウグモを未だ見たことがなく、いつも通過していたこのコースに成体が潜んでいたかと思うと、ちょっと悔しい気持ちになりました。

ゲホウグモ卵嚢  OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO  ISO1000 SS1/1000  F8 ストロボ

毎回覗き込むクヌギの樹液では、大きなカブトムシのオスが、交尾を仕掛けていました。

個体数はだいぶ減りましたが、この時期になってもまだ見られます。

発生数の多さか、天敵との関係か・・・

長らく見てきた、ぐんま昆虫の森とのカブトムシ事情の違いに、驚かされた夏でした。

カブトムシ OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO  ISO2000 SS1/125  F6.3 ストロボ

褐色型のナナフシモドキがコナラの梢にいました。

腹部が太く張っていて、まだ産卵はしているようですが、そろそろ活動期も終盤です。

ナナフシモドキ OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO  ISO1000 SS1/250  F5.6 ストロボ

木の幹では、クビワホソバの幼虫が目立ちます。

幹に張り付くケムシ・・・目に入っても、関心を持つ人はほぼいません。

地味ないでたちではありますが、背面に施された黄色い線と腹脚の赤は、配色のアクセントとして洒落ています。

クビワホソバ OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO  ISO1000 SS1/160  F6.3 ストロボ

フジカンゾウの花穂にザトウムシの一種が止まっていました。

写真を基に検証しましたが、イラカザトウムシに似つつも断定はできませんでした。

それはともかく・・・

よく見ると口器で部位をなめています。

花が落ちた後の、めしべにあたる部分のように見えます。

第1脚の先が添えられていますが、何をしているかはわかりません。

ザトウムシ OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO  ISO2000 SS1/160  F10 ストロボ Trim

貯木の間で、ウズグモの円網がありました。

ウズグモ科一種 OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO  ISO2000 SS1/125  F5.0 Trim

特徴からヤマウズグモのようです。

ウズグモ科一種 OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO  ISO2000 SS1/160  F6.3 ストロボ Trim

虹色を発色する円網が目に入ります。

水平に張られた円網を斜め上から見下ろした角度です。

やや西に傾いた木漏れ日と視線の角度が合致したようです。

円網 OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO  ISO2000 SS1/200  F5.6

弱い風にあおられながら波打つ円網は、キラキラと美しく輝いていました。

円網 OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO  ISO2000 SS1/200  F5.6

枝が低く、果実のなりが比較的多いエゴノキを見つけました。

ざっと見て、産卵中のメスがいくつか見られる中、オス二匹がそれを見守るシーンに出会います。

対象が小さく、ピントがシビアな撮影ですから、三脚をセットします。

日陰の光線下で抜けが良く、背景紙を使ったスタジオ写真みたいになりました。

エゴヒゲナガゾウムシ OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO  ISO2000 SS1/100  F8 ストロボ Trim

オスが二匹いた場合、頭を突き合わせて争うことがあり、その様子はまさに闘牛です。

そんなシーンが撮れたら面白いと思いつつ、いざそんな争いがはじまると・・・

思いのほかバタバタしてしまいます。

癖でつい寄ってしまい、結果として深度が浅くなってしまいました。

F値の調整は、感覚的に沁みついているつもりでしたが、なぜ、対応できなかったか?

焦点の強調と捉えれば、悪くない表現とも思いますが・・・

エゴヒゲナガゾウムシ OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO  ISO2000 SS1/100 F8 ストロボ Trim

寄らずにそのまま撮って、トリミングすればよかったという考えと、寄った分、深い深度で対応すべきだったとも後悔します。

露出と表現、そして画質保持、そのはざまであれこれ考えるのは頭の体操ですね。

※撮影情報において、トリミングされた画像は「Trim」を追加しました。

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