赤城山 散策
赤城山の中腹、標高1000mの森林公園を歩きました。
駐車場に着くとエゾゼミの大合唱です。
もしや、見える位置で鳴いている個体がいるかもしれない。
そんな期待をもって探し始めます。
最も近くで鳴き声がするサクラの樹幹を凝視します。
「いました!」
ただ、葉にやや蹴られた位置にいます。
エゾゼミは高い枝先で鳴くことが多く、しかも姿勢は背中を天に向けていることが多いので、本当に見つけづらいというか、撮影しづらいセミです。

動画で音取りもしたかったので、撮影を始めると、ゆっくりと歩き始め、抜けのよい小枝で鳴き始めます。
この、腹の先を下に向けた姿勢こそ、エゾゼミが鳴いている姿です。

再び歩き始め、葉の上に移動し、背中を見せてくれました。
間近で鳴く姿を見たのはかなり久しぶりで、到着早々に何か収穫を得た満足感が得られました。

薄暗い森林内の散策路を歩き始めます。
カワラタケがびっしりと生え始めたばかりの立ち枯れを覗き込みます。

OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO1250 SS1/100 F5.6
オオキノコムシ科であろう幼虫が、カワラタケの端をかじっています。
光線が情緒的で、自然光のままカメラを向けます。

幼虫の実態がわかりづらいので、ストロボでも撮影します。

周辺にカタモンオオキノコの古い成虫がいましたから、幼虫も同種かもしれません。

シダの葉上にいたザトウムシはトゲザトウムシでした。
頭部に棘があり、同定しやすい種類です。

隣のシダの葉上にはヒシバッタがいました。
これ、もしかしてアカギヒシバッタ?
安易な発想がよぎりましたが、調べる手立てがありませんでした。

幹に大型のザトウムシがいました。

OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO1600 SS1/400 F8 ストロボ
赤城自然園で見た種類とよく似ています。

特徴的な枠糸の円網はギンメッキゴミグモでした。

平地の公園に多いクモのイメージがありましたが、こんな山中の林内でもいるようです。
垂直円網のクモ類では、上向きに静止する変わり者です。

オニグルミの果実が、ゆっくりと分解されて種子が見え始めていました。

大木の幹のえぐれた部分にムモンホソアシナガバチの巣がありました。
葉裏に作ることが多く、営巣する場所としては稀な事例だと思います。

駐車場に戻ると、アスファルトの亀裂にハネナガフキバッタが産卵していました。
日向のバッタ類は、こういう場所に産卵するのが好きなようです。


