令和5年「全国昆虫施設連絡協議会」に参加してきました。

全国昆虫施設連絡協議会は、全国の加盟する昆虫施設が集まり研究発表が行われますが、今年は北斗市オオムラサキセンターが開催地となり、(財)KEEP協会が会場で行われました。今年でおそらく30数回目となるはずですが、矢島先生が立ち上げた協議会です。私は豊島園昆虫館に在籍していた当時から何度となく出席してきましたが、気が付けばすっかり古参となっての参加となります。今回は「秋の野山の昆虫展」の概要と生体展示手法について、この機会にまとめてみたいと思い発表してきました。「緊張しないだろう」と思っていたところでしたが、トップバッターということもあって、いざ始まるとかなり緊張してしまい、場数は踏んできたつもりですが、チキンハートな自分を否めませんでした。その後、各園館の興味深い発表が続き、大変有意義な時間をすごすことができました。懇親会は盛り上がり二次会まで参加して、年甲斐もなく1時頃まで飲んでしまい、翌日は大変でしたが、若い世代の方々の勢いに感心しつつ、「世代はすでに移り変わったな」と切に感じました。今後を担う若い世代には、大いに昆虫施設を盛り上げてほしいと思います。

令和5年昆虫施設連絡協議会での私の発表風景(撮影:山本紘子)