ぐんま昆虫の森 散策

風が強く、春めいた日から一転しての冬日です。

この季節らしい、いわゆる「三寒四温」と書き綴ろうとしたところで、

改めて「三寒四温」の意味を調べてみました。

以下(出典:ウェザーニュース)

「三寒四温とは、冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が4日続くという意味の言葉で、寒暖の周期を表しています。

もとは中国の東北部や朝鮮半島北部で冬の気候を表す言葉として用いられました。冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が7日ぐらいの周期で、強まったり弱まったりすることに由来する言葉とされています。

日本の冬は、”3日間寒い日が続いた後に4日間暖かい日が続く”という周期が現れることはほとんどありません。

その代わり、日本では早春になると低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。

このため、日本においての『三寒四温』という言葉は、本来使われる冬ではなく、寒暖の変化がはっきりと現れる春先に用いられるようになりました」

本来の意味は違うのですが、なんとなく意味合いが変化して、定着したようです。

気象予報士が、お天気コーナーで解説していそうなうんちくです。

勉強になりました。

さて、歩き始めて、最初に見つけたのがフサヤガでした。

先日は、かやぶき民家で越冬中の個体を見つけましたが、サクラの幹にいましたから、活動は始まっているようです。

フサヤガ OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO2000 SS1/320  F10

樹上3mほどの高さで、モニターを見ながら、手を伸ばしてやっとフレームに納めます。

立体的な蛾なので、いろんな角度で撮りたいと思い、小枝につかまらせて移動を試みますが・・・ぽろり。

落下点を見失いました。

その後、歩く過程で、シロフフユエダシャクのオスが見つかります。

体色変異が著しい種類です。

オスは、年明け以降よく目にしますが、メスがなかなか見つかりません。

シロフフユエダシャク OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO2000 SS1/500  F8
シロフフユエダシャク OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO2000 SS1/500  F8

シモフリトゲエダシャクのオスがいました。

冬尺蛾としては大型です。実に渋い色合いです。

シモフリトゲエダシャク OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO2000 SS1/500  F8

ツバキを覗き込むと、アブラゼミの抜け殻が付いていました。

昨年の夏から、およそ7か月間、しがみついていることになります。

アブラゼミの抜け殻 OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO2000 SS1/500  F7.1

いつもと違う細園路を歩いていると、コナラの幹でニイニイゼミの抜け殻も見つかりました。

ニイニイゼミの抜け殻 OLIMPUS OM-1  ED7-14mm ISO320 SS1/80 F10

隣のアラカシの葉が上を覆っていて、風雨を避けられたのか、触角まで残っています。

今シーズンの冬の散策では、セミ類全般の抜け殻を見つけることが多く、昨年の発生量の多さを物語っている気がします。

ニイニイゼミ抜け殻 OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO1600 SS1/400  F8

南面の細園路を歩く過程で、足元でピョンとツチイナゴが飛び出しました。

ツチイナゴ OLIMPUS OM-1  ED7-14mm ISO320 SS1/200 F10

風の冷たさを感じつつも、日差しは暖かさを感じられた散策でした。