夏の展示切り替え・・・前半戦
季節展「虫たちの季節がやってきた!初夏編」が7/7で終了し、7/8-7/12はメンテナンス休園日をはさんで本館の1-3階すべての展示切り替えをおこないました。長きに渡りぐんま昆虫の森にかかわり、夏のイベント準備は毎年のことながら過酷な作業でしたが、今年は集大成で最後ということもあり、きっちり収めようと妙に気合が入りました。ところが・・・前日あたりから夏風邪か、鼻水と咳がとまらないという最悪のコンディションでの幕開けとなりました。
7/8朝6時、ボックスティッシュを現場に置いて、たびたび鼻をかみながらのパネル外しから始まります。
その後、9時から職員総出で什器の入れ替えが始まります。手伝っていただく皆さんに迷惑はかけられませんから、私なりに無駄のない手順での工程を考えつくして現場を指揮します。什器やパネルなど大物の移動は単純にあたまかずが重要で、10人ほどで午後2時には終了しました。
パネルの設置など単純作業はお願いし、私はコツコツと展示什器を定位置に配置し、照明や映像機器の床配線を行います。この作業が結構面倒で、2日目のほぼ一日かかります。
3日目の午前中、仕上げは生体展示テラリウム作りです。
ほぼ予定通りに展示切り替え作業前半戦は完了しました。この仕事に携わり、毎年のように重ねてきた作業ですが、今年は最後となるので、作業風景をインターバルで撮ってみたり、思い出作りというか、自分の仕事の軌跡として記録を残してみました。振り返ると、この1階フロアーの大空間との戦いだったなと。楽しくもあり、苦しくもあり、本当にやりがいのある仕事でした。