赤城山 小沼を散策
連日の猛暑ですが、山の上はどれだけ涼しいのか、涼をもとめて赤城山の小沼に向かいました。
今年は雨が少なく、渇水で水域がだいぶ縮小していました。

曇り時々晴れの天気でしたが、やはり涼しさは下界とは別世界に感じるほど、快適な気温でした。
せっかくここに来て、是非撮影して帰ろうと考えていたのがコエゾゼミで、ちょうど発生はピークです。晴れると同時に鳴き始め、曇ると途端に鳴きやむというはっきりとした性格です。
声は無数に聞こえますが、樹上をみてもまったく見つかりません。太い幹に止まることはほとんどなく、枝先にしがみついていて、見つけづらいセミといえます。
鳴き声がする低木に狙いを定めて、あとは凝視するばかりですが、見つけても背中を空に向けていて止まっていることが多く、撮影はしにくい状況です。
陽が射して鳴き始めると、腹の先をやや下に向けて独特なポーズをします。

この時歩きながら移動をはじめます。そんな時に背中を下に向けるときがあり、かろうじてそんな様子が撮影できました。

長く鳴き始めると定位置にほとんどとどまらず、飛び立ってしまいますが、隣のズミの枝先に止まり、再び鳴きはじめました。

山間部は涼しいし、蚊もいないし快適です。
たまにはいいなと思いました。
明日は、ぐんま昆虫の森が開園してジャスト20年の日です。