セモンジンガサハムシ
近所で見つけたセモンジンガサハムシ。
シラカシの葉裏にいました。
名前の由来の「セモン」は、おそらく「背紋」で、「く」の字のシンメトリー模様から付いたと察します。
金箔を施したような美しい紋です。

「ジンガサ」は「陣笠」だとわかりますが、改めて調べてみました。
戦国時代の足軽が着用した陣笠は円錐型でしたが、江戸時代に入って支配階級の武士が着用したものが、独特なラウンド形状で、まさにジンガサハムシの由来となった陣笠のようです。

種名「ジンガサハムシ」を代表として各種いますが、背中の隆起が高く立体的で、もっとも陣笠に形状が近いのがセモンジンガサハムシのような気がします。
しかも、金の紋章を施すという部分までもが彷彿とさせます。

ガラス面に止まらせて、室内照明の定常光と、LEDスポットライトで光のメリハリをつけながら撮影しました。


