ぐんま昆虫の森 散策

風も弱く気温が上がり、3月のような体感です。

13時から、ぐんま昆虫の森を歩きました。

別館の北側に、テントウムシハウスという鳥の巣箱のようなものが、かれこれ15年ほど前から設置してあります。

観察対象が少なくなる冬に、自然観察班が、ナミテントウが越冬で集まる場所として、期待しつつ設置しました。

テントウムシハウス OLIMPUS OM-1 7-14mm ISO500 SS1/640 F8 

ナミテントウの越冬場所は、例年、同じ場所に集まる傾向が強いことで知られています。

このテントウムシハウスは、ナミテントウに気に入られたようで、比較的安定的に、ナミテントウの集団越冬が観察できます。

昨年は、ナミテントウの発生が多いように私信ながら感じましたが、テントウムシハウスをのぞき込むと、それなりの集団を見ることができました。

南向きに茶色い箱と東向きに白い箱が設置してありますが、圧倒的に白い箱に多く入ります。

ナミテントウとカメノコテントウの集団越冬  OLIMPUS OM-1 30mmMACRO ISO1000 SS1/20  F8

その流れで、北側のユズの低木が並ぶエリアで、アゲハの越冬蛹を探します。

探し始めてすぐにクロアゲハの越冬蛹が見つかりました。

かなり運のよい展開です。

そそり立った刺に定位する蛹は、護身の術をわかっているかのように感じました。

クロアゲハ越冬蛹 OLIMPUS OM-1 90mmMACRO ISO500 SS1/250  F8 ストロボ

園路に沿って歩いていると、エノキの梢にウスタビガの空繭が見つかります。

やや大きい繭でしたから、おそらくメスの繭で間違いないかと思います。

場合によっては、卵が数個、付着していることがあるのですが、残念ながらありませんでした。

ウスタビガの空繭 OLIMPUS OM-1 7-14mm ISO800 SS1/400 F8 

かつては、冬の野山で、卵付きのウスタビガの繭を探してずいぶん歩いたものです。

今となっては、それほどの執着はありませんが、見つけられたらうれしい気持ちに変わりはありません。