赤城自然園 散策
今日は赤城自然園での初めての観察会です。
開催の一時間前に、コースの下見で歩きました。
以前から確認はしていましたが、エノキの幼木にアカボシゴマダラの終齢幼虫が付いていました。
本来であれば、オオムラサキかゴマダラチョウの幼虫を見せたいところですが、まあこれはこれでという感じで、外来種として定着したいきさつなど含め、観察対象としました。

観察ポイントとして設置をお願いした丸太積みがあります。
まだ、カミキリムシ類には早い時期ですが、オオホシオナガバチのオスが見られました。
本番ではどこかに飛んで行ってしまうでしょう。
いざ本番。10時から2時間の行程で、3家族をご案内しました。
季節柄、小さな甲虫やイモムシなど、地味な昆虫が多い中、子供たちや親御さんも熱心に解説を聞いてくださいました。
久しぶりの講師役でしたが、私自身も楽しい時間を過ごさせていただきました。
参加されたご家族と、準備に関わったスタッフ様には、大変お世話になりました。

天気も良く、気温もそこそこ上がったよいコンディションでしたから、午後は一人の楽しみとして散策しました。
歩き始めてすぐに、足元の葉上にエサキモンキツノカメムシらしきものが・・・
ぱっと見で、小楯板の模様にくぼみがないように見えて拾い上げます。
もしかして、これがモンキツノカメムシ?
だとしたら、初対面です。

スタッフのTさんと行き会い、フクジュソウに付いているハムシが目立つという話を聞いて、気にしながら歩きます。
確かに食跡が目立つ葉上に瑠璃色のハムシがいます。
このあたりの甲虫は苦手分野ですが、この時期に目立つので、ちゃんと調べておこうと思いました。
ごく普通種のクワハムシで間違いなさそうです。
広食性ではあるようですが、キンポウゲ科まで食べるとは、なかなかの超広食性だと思います。

観察会の最中でも見られたカタクリハムシ。
ぐんま昆虫の森ではほとんど見られなかったハムシです。
赤城自然園の園内では、ユリ科植物で普通に見られます。

ケヤキの幹でオオキスイの一種を見つけます。
やや小型で、ムナビロ・・・やヨツボシ・・・とは、明らかに雰囲気が異なります。
調べてみると、ミドリオオキスイでした。

3時を回り、西日に照らされたカエデの枝先に葉を束ねた塊がありました。
イタヤハマキチョッキリの揺籃とわかりますが、覗き込むと、作業の途中でメスが先端付近を歩いていました。

OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO3200 SS1/800 F8 ストロボ
赤みの強い個体でした。
近似種のドロハマキチョッキリもカエデ類を巻くことがあり、あらためて形態的違いを確認します。
前胸背板の点刻が粗い特徴から、イタヤハマキチョッキリのようです。


