日比谷公園1 セイヨウミツバチ
これといって具体的企画があるわけではないのですが、この季節の都市公園の様子を見てみたくなりました。お世話になっている編集者をお誘いして、まず日比谷公園を散策しました。木々も葉がしっかりと展開し、初夏へと移行しつつある日曜日の日比谷公園は、イベントも重なってずいぶんと賑わっておりました。ナミテントウの幼虫や、テントウノミハムシなど想定の範囲内で見つかる昆虫もあれば、アベマキのひこばえではカバエダシャクとシロヘリキリガの幼虫と出会うこともできました。(写真は割愛します)十数年前、写真絵本「セミたちの夏」でずいぶん取材を行った第二花壇あたりを訪れると、イベントの真っ最中でした。当時、セミの穴がたくさん見られた植え込みの地面には、見慣れない青い花が群落となって満開でした。編集者のAさんが「これは・・・ネモフィラかな」と教えていただきましたが、特に園芸種の花に興味も湧かずスルーするところでしたが、セイヨウミツバチが訪れていることに気付くと急にスイッチが入ってしまいました。おそらく銀座のハニープロジェクトの関係でしょうか、かなりの個体が吸蜜と花粉集めに従事している光景がそこにはあり、せっかくの都市公園ということでワイドレンズで景観も含めてずいぶんと追いかけました。しかし、なにしろ人が多く撮影できる自由度の限界を感じてとりあえずという感じで終了します。その後、屋台の焼きそばとビールで昼食休憩をはさんで、今度は花に来ているアップをプロキャプチャーモードで追ってみることにしました。