アカハライモリの幼生

先日に、佐久市のパラダ昆虫館の方々が視察に訪れ、その調整のリクエストでアカハライモリの卵と幼生があればお譲りいただきたいとお願いしていました。ぐんま昆虫の森では常設展示としてアカハライモリがいますが、展示ケース内では産卵したことがなく、このあたりが技術的な未熟さと反省しています。パラダ昆虫館ではアカハライモリの累代飼育は順調で、なんと、持参していただいた卵と幼生は、合計50個体ほどはおり、いかに飼育が安定しているかがうかがえます。私なりにもこの幼生の飼育はチャレンジで、オタマジャクシのように雑食性ではなく、根っからの肉食性ということで、餌の管理からなかなかハードルの高い作業となりました。体長が10mm以下で孵化し、その後は30mmほどで上陸するまでの間、体格に合わせた生餌がベストであり、思いついたのが、バックヤードの水槽で春先に孵化したヤマトヤブカのボウフラでした。ネットで掬い取って投入すると食いつくのが確認でき、何か安堵な気持ちになれました。幼生は順調に育っていますが、孵化後しばらくは後ろ脚がなく、13mm前後に成長したときに現れるということに驚きました。今に至って、アカハライモリの成長過程を興味津々で水槽をのぞき込んでいます。

アカハライモリの幼生(体長10mmほどで後ろ脚が生えていません)
鰓が立派なアカハライモリの幼生の頭部
ボウフラを狙うアカハライモリの幼生(体長15mm 後ろ脚が生えた状態)
ボウフラを食べるアカハライモリの幼生
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