ラジオ高崎　Air Place　に出演させていただきました。

ラジオでのぐんま昆虫の森広報一貫としまして、ラジオ高崎様よりお話をいただき出演させていただきました。このお話をいただいたとき、ゲストパーソナリティーが元BOØWYの松井常松さんとお聞きし、「私行きます！」とでしゃっばって志願させていただきました。と言いますのも、BOØWYはまさに私の青春であり、もっとも夢中になったバンドだったからです。１９８０年代初頭、静岡県の片田舎にいた私にとって、ロックの情報は「ロッキンＦ」なる音楽誌もありましたが、インディーズ情報は「宝島」が唯一でした。確かそこでBOØWYの存在を知ったと記憶しています。すでにメジャーデビューをしていて２作目となるアルバム「INSTANT LOVE」が発売された頃で、その容姿に惹かれ、LP版を三軒茶屋フジヤマの通販で購入しました。届いたジャケットのカッコよさもさることながら、レコード針を落として響き始めたポップでありながらビートのきいた楽曲の衝撃は今でも忘れません。私なりの見解ですが、概ねブレイクするバンドは、初期の尖った頃が一番良い時期で、若さゆえの勢いを感じます。ブックレット写真を見つつバンドメンバー４人のカッコよさも併せて、完全に今でいう沼にはまってしまったわけです。松井さんが着用する赤いジャケットは印象的で、当時、私もベースを弾いていたことから、松井さんへの憧れは強かったことを思い出します。私は少しひねくれたところがあって、ピンクレディーだったらケイさんだったり、沢田研二さんがテレビに映ると、バックバンドEXOTICSのベース吉田健さんばかり見ていたり、花形よりも脇役に興味を抱くタイプなのかもしれません。当時はまだブレイク前でしたが、地元で偶然に出会った友人の小澤さんは私よりもはるか先にBOØWYに注目していて、そんな友人と意気投合しバンドを組みながらBOØWYのライブも何度となく見に行きました。前置きが長くなりましたが、そんな憧れの松井常松さんと・・・ラジオで・・・どこでどんなご縁があるか、本当に人生はわかりません。さて、スタジオ入りし、松井さんと感動のご対面！なんとも物腰が柔らかく話しやすい方でした。パーソナリティーと田野内明美さんと松井さんとの３人で打ち合わせをはじめながら驚いたのが、なんと松井さんは昆虫の森に４回もいらしたことがあるとのことでした。いざ本番となりましたが、パーソナリティーお二人の掛け合いはゲストの自然体の引き出しがすばらしく、おかげさまで緊張せずに私もトークができました。３０分ほどの時間があっという間に過ぎましたが、私にとって夢のようなひと時でした。