ぐんま昆虫の森 散策
1月も今日で終わりです。
年明けはつい最近の感覚です。すでに1年の1/12が終わると思うと、本当に時の流れの早さがますます加速するこの頃です。
風がやや強く、冬らしい天気のぐんま昆虫の森を歩きます。
29日の森林公園散策でご一緒したリョウさんが、「これなんでしょう?」と見せられた携帯画像。
思わず「えっ これ探してるやつ」と・・・
なんと、ぐんま昆虫の森内で撮影とのことで、ピンポイントで場所を教えていただき確認に行きました。

冬の散策では、園内の樹木プレートは一通り確認しているつもりでしたが、見落としたコナラの樹木プレートの裏側にそれは付いていました。
シャクガ科では粗繭の中で蛹化する種が多い中、垂蛹で、鮮やかな緑色という個性的な蛹がウスキヒメアオシャクです。
「今年は見ないなあ」と思っていたところでの朗報でした。
先日に引き続きの樹木プレートの話です。
ぐんま昆虫の森では、開園当初に設置されたABOC社の丸型樹木プレートがいまだに健在です。
しかしながら、エノキがニレ科(現在アサ科)のままなので、修整するなりの作業が必要かと思います。
ベースはしっかりしているので、UVカットの屋外耐久シール張りで上書きすれば低コストで更新ができます。
ついでに、「オオムラサキの食草」とか昆虫とのかかわりを短文で追加したいところです。

水田の東側の斜面では、フクジュソウの開花が始まっていました。
少しずつ春に近づいている実感が沸きます。
このフクジュソウは、私が在籍時の15年くらい前、近隣の方から寄贈を受けて、ボランティアの方々と植え付けたもので、懐かしさを感じました。

その後、かやぶき民家に向かいます。
先日のアゲハの蛹は健在でした。
そして、見上げた梁に付いていたのがフサヤガでした。
この蛾の静止ポーズはとても個性的で、写真は真後ろから見た姿です。
腹部をそり返して、片側になびかせます。

その後、南の外周路に沿って桜の幹を見ていくとシロフフユエダシャクのオスが張り付いていました。
冬尺蛾の中でも、年明けから多くなる種類です。

続いて、イチモジフユナミシャクのメスが見つかります。
すでに産卵を終えていて腹部がつぶれたようにへこんでいました。

ほぼ一周し、そろそろという時間帯、この冬に何度も行き来していた道脇で、シンジュサンの繭が見つかりました。
エゴノキの枝先にあり、柄も短いので、一見オオミノガとよく似て見えます。
すぐわきに食草となるニワウルシ(シンジュ)の大木がありました。
かつては、多く見られる年もありましたが、最近はほとんど見つけられずにいましたから、思わぬ発見となりました。

何も見つけられずに終わる、冬の散策が多い中、まだまだ見落としているものは多いと感じました。

