アサギマダラの幼虫探し
この冬に、やっておこうと考えていた宿題の一つが、アサギマダラの幼虫探しです。
越冬場所となる、キジョランが自生する高尾方面に出かけます。
以前に訪れた記録を調べると2012年でした。
そんな昔に感じないのですが、14年も前だったとは・・・
状況が変わっていないことを願いつつ、林道に向かいます。
がけ崩れも修復されず、作業道としても使われていない様子です。
歩き始めて、キジョランが道に沿って現れます。

想定外だったのは、この時期のキジョランは、葉が巻いていて、目印となる食跡がとても探しにくい状況でした。
以前に訪れたのはもう少し早い時期でした。

それでも、来たからには、絶対に見つけ出す!と気合が入ります。
葉先にみずみずしい食跡が目に入り、葉裏をのぞき込むと・・・・

15mmほどに成長した3齢幼虫が見つかりました。
とりあえず、来た甲斐があったとホッとしますが、食跡が目立たないのと、キジョランの葉はかなり高い場所に多く、苦戦を覚悟します。

1齢期に残す、丸く空いた食跡が多少は目につきますが、この時期に幼虫がその場所にいることはほとんどありません。
生存率がもっとも低い1齢期に多くが死に絶えます。ただ、その周辺に成長した幼虫がいる可能性はあります。

OLIMPUS OM-1 90mmMACRO ISO3200 SS1/320 F4.5
遠目に見て「これは!」という食跡が見つかりました。
下の葉の中をのぞき込むと、2齢幼虫が見つかりました。

OLIMPUS OM-1 90mmMACRO ISO3200 SS1/250 F5.6 ストロボ
アサギマダラは、冬の間も少しずつ食べながら成長します。
関東では4月中には1化目が羽化しますから、西南の分布域はさらに羽化が早いでしょう。
群馬県では、北上した成虫が5月中旬以降に、山間部のイケマやオオカモメヅルに産卵し、その後、幼虫が見られるようになります。
今年は、アサギマダラの一生をしっかり撮ることを目標のひとつにしています。

