マダラクワガタの標本写真
出版社よりマダラクワガタの標本写真の依頼があり、ストックを調べてみました。撮影した記憶はあったのですぐに確認できましたが、10年前に撮影したものでどうも画質が今一つでした。というのも、被写界深度を得るために絞り込み、さらにやや引き目に撮影したものでした。当時はすでに深度合成の技術はありましたが、フォトショップ上で行う作業としてかなり手間のかかるものでした。そして令和の今は、この撮影をカメラが自動で行ってしまうという時代です。マダラクワガタは体長が5mmほどで厚みも2.5mmほどありますから、まさに深度合成の効果が最大限に発揮できる被写体です。この機会に撮り直そうと思いましたが被写体が・・・。メルカリでペアを見つけ、ちょっとお高い買い物でしたが標本の状態はよく、あらためてマダラクワガタの標本撮影を行いました。