ぐんま昆虫の森 散策

お昼過ぎからぐんま昆虫の森をを歩きます。ナナフシの絵本を製作中で、環境を含めたカットのロケハンやら、構成を考えつつ歩くのですが、特に収穫もないまま、暑さとカの猛攻にすぐに集中力が途切れます。

ノリウツギの花は先週あたりからよく咲いていて、眺めては見るもののコアオハナムグリくらいしか見つけられずにいたのですが、今日にいたってはずいぶんと賑やかで、アカハナカミキリが花の周りを飛び回っていました。

ニリウツギ アカハナカミキリ OLIMPUS OM-1 90mmMACRO ISO3200 SS1/1600  F8 プロキャプチャー
アカハナカミキリ OLIMPUS OM-1 7-14mm ISO1600 F11 SS1/125

ヨツスジハナカミキリもそれなりの数がいて、まさにハナカミキリ亜科二大普通種の競演でした。

ヨツスジハナカミキリ OLIMPUS OM-1 90mmMACRO ISO1600 SS1/160  F11

その周囲の林床にはオカトラノオが咲いていて、すでに花は終盤ですが、森林性アゲハが次々と飛来していました。モンキアゲハはかなりしつこく吸蜜していて、撮影のチャンスもありましたが、どの花も雑然とした背景が近い位置で、唯一、立ち上がった花に飛来した時のカットのみが、まあ許せる範囲の描写でした。

モンキアゲハ OLIMPUS OM-1 90mmMACRO ISO1600 SS1/160  F8

モンキアゲハと入れ替わるように、全く同じで構図でクロアゲハが飛来します。

クロアゲハ OLIMPUS OM-1 90mmMACRO ISO1600 SS1/160  F8

もう一種、カラスアゲハのきれいな個体もいたのですが、メスにオスがアタックして、しばらく2匹が空中でひらひらと浮遊する最高のシャッターチャンスがありながら、カメラ設定をいじっている間に上空へと消えてしまいます。

モモブトスカシバも数個体が吸蜜に訪れていて、かつてないほどチャッターチャンスに恵まれました。

モモブトスカシバ OLIMPUS OM-1 90mmMACRO ISO2000 SS1/250  F11

一本のノリウツギと周囲の狭い範囲で、上を見たり、下を見たりで気が付くと1時間はそこにいて撮影をしていました。そんな時は、暑さも忘れて無我夢虫です。

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