ぐんま昆虫の森 散策
連日の散策です。昨日リョウブで目撃しつつ、見失ったカミキリムシが気になります。真っ先にリョウブに向かい花を見渡しますが、その影はありません。気を取り直して桑畑で虫さがしをしてみました。葉裏で見つけたのがハネナガウンカです。

マエグロハネナガウンカとウスマエグロハネナガウンカのどちらかと思いますが、同定の決め手が今一つわかりませんでした。普通にいるのはマエグロのほうなのでそっちかな?

逆さまだと顔の表情が伝わりにくいので、顔のアップは反転しました。なんといってもより目の表情がユーモラスです。
意外な大物がクワの葉裏にしがみついていました。

アブラゼミの抜け殻が、葉裏にポツリポツリと見受けられ、また季節の展開を感じつつ、「えっ!」というシーンが目の前にありました。

時間はジャスト3時です。ずいぶんと気の早い、イレギュラーな羽化シーンが見られました。
だいぶ日が傾いて、帰りがけに再びリョウブの木に向かいます。オオキンカメムシは相変わらずとどまっていますが、リョウブに居続けるのは食性との関連があるはずです。せわしなく口吻を花穂に挿しこむ様子が観察できました。

本来であれば、アブラギリで繁殖を行うシーズンに入りつつあるはずですが、今後、いつまでこのリョウブにとどまるかを観察してみようと思います。
オオキンカメムシの撮影中に、あのカミキリムシが現れました!この時間帯が活動時間のようで、活発に飛翔しながら花を転々としていました。

昨日に、図鑑を眺めながら、おそらくオオヨツスジハナカミキリであろうと予測しつつも、しっかりと確認ができてスッキリしました。