沖縄遠征 4/11 最終日
あっという間に4日目の最終日となりました。
那覇に向けて南下し、南城市 大里城址公園でお昼まで過ごします。

よく整備された公園ですが、緑地があればどこでも昆虫は楽しめます。
ついて早々、川邊さんがカメラを向けていたのはオキナワチビアシナガバチです。
公園や畑地など、オープンランドならではのハチのようです。

私が気になったのはハエ・・・
遊歩道入口の階段にやたらといます。

オスの大きく赤い複眼が印象的です。

林に足を踏み込むと、立ち枯れの隙間にミナミヤモリが目に入ります。
原生林よりも攪乱地を好むようで、まさにこの地特有の爬虫類です。

クロセセリが良い感じで葉上に止まり、皆でカメラを向けました。

クワイズイモの葉上で、オキナワモリバッタのメスがいました。

展望デッキ付近の樹幹では、フタオチョウと在来のアカボシゴマダラが飛び交っているのですが、あまりにも高すぎて撮影はできませんでした。

仮面のようなチブサトゲグモも多く見られました。

沖縄本島中部以北では幼虫ばかりが目についた、オキナワトガリナナフシの成虫がここでは見られました。
逆に幼虫は少なく、発生周期がずれているように感じます。

草地をチラチラと飛ぶ蛾を追いかけると、なんとも美しいヒトリガです。
横田さんがその場で調べてタイワンベニゴマダラヒトリだとわかります。
緑肥となるクロタラリア(マメ科)の害虫扱いになるほど大量発生することもあるようです。
ヒトリガらしい派手な模様と配色はかなり美しいと感じます。

この場所での一つの目的がギンボシスズメの幼虫採集でした。
川邊さん前畑さんの以前の記憶をたどりつつ・・・
ホストのカジノキは周辺で見られず、あの場所どこだっけ?
散策途中に、古めかしい遺跡のような場所を通過します。
興味があってのちに調べてみましたが、1960年代整備された名残のようです。

やっとたどり着いたカジノキ群落・・・公園の外でした。

手の届く枝を手繰り寄せると、2齢くらいの幼虫が次々と見つかります。

戻る途中の荒れ地で、アオタテハモドキがいました。
何度か近づいては飛び立ってしまいますが、かなり間合いを詰めたところで・・・
せっかく近寄れたので、どんどんクローズアップしていったらここまで寄ってしまいました。

駐車場に戻ると、沖縄昆虫同好会の杉本さんが、忙しい合間にお越しになられました。
クロオオアリとほぼ同大のアリが徘徊しているのが気になっていたところで、トゲオオハリアリだと教えていただきました。
ハリアリだけあって刺されるとそれなりに痛いとのことです。

芝生には所々、土盛りとなった巣があることに気づきます。
残すところ少ない時間で、皆さんが名残惜しんでの会話中に、私はそんな背景に巣の撮影をしていました。
すると、チクリ!太もものあたりをやられました!
おっしゃる通りの痛さでした。

4日間の沖縄遠征では、それぞれの場所で、特徴的な生き物たちとの出会いと感動の連続でした。
同行していただいた皆さんに心より感謝いたします。

