沖縄遠征 4/8
久しぶりの沖縄遠征となった初日の概要です。
群馬県からは、朝の3時発の高速バスが羽田行きで出ています。
昼過ぎにやっと那覇に到着し、レンタカーで北上します。
中頭郡で琉球大学の学生さんと合流し、おすすめのポイントで台グスクを目指しました。

すでに15時を回っていましたが、少ない時間でも「何か見つけたい!」という高いテンションで歩道橋を歩き始めます。
歩き始めてほどなくして、オオバギの葉裏にマイマイガらしき幼虫が目に入ります。
南方系のドクガ科マエグロマイマイの中齢幼虫でした。私ははじめての対面でしたので持ち帰りとなりました。

美しい色彩のヤスデが目に入ります。のちに調べてホルストネジアシヤスデだとわかります。

続いて、クワズイモの葉上に美しい色彩のハエトリグモが・・・・
これも後日調べて、タテスジハエトリだとわかります。昆虫のみならず、植物も動物も見るものすべて新鮮で、なにしろ個体数が多いのがこの沖縄地方です。

タイワンキドクガ、ゴマフリドクガなどなど、手すりに多く見られましたが、歩道橋から横田さんがリュウキュウエノキを見上げて「アッ!」と発します。
横田さんの発見時の発声には、だれもが期待します。横田さんが思わず「アッ!」というくらいのお宝イモムシの発見合図です。
ミナミノクロシャチホコの幼虫が葉に同化しながら隠れていましたが、横田さんには見つかってしまいました。

この後に、まだ、移動があり、1時間ほどの限られた散策でしたが、到着早々の収穫に、皆さんのテンションも上がります。

夜間は、沖縄在住採集家の木村さんに、ライトトラップに招いていただき、多野岳に向かいます。

ここでは、沖縄昆虫同好会の杉本さんにも合流していただきました。
林縁に沿っての夜間散策は、みなさん絶好調で、次々にイモムシが見つかります。
アマミシロテンエダシャクの幼虫がよく目につきます。

横田さんが、ハクサンボク葉上でオキナワカギバを発見します。

見慣れないヤガ科は、カバイロオオアカキリバとのことでしたが・・・

食跡がやたらと目立つオオハマボウからド派手な幼虫が次々と見つかります。
それこそが、カバイロオオアカキリバの幼虫でした。

若いキノボリトカゲがコシダの葉上で休んでいました。

久しぶりに見たコバネコロギス。美しい色あいが感動的でした。

そして・・・奇跡が起こります。
林縁で数名が輪になって、杉本さんの解説を聞いていた時でした。
その輪の中に、降ってくるかのようにタッタカモクメシャチホコが飛び込んできます!
それを杉本さんが、素手でキャッチ!
100均の虫かごに放り込み、その腹部の膨れ具合に「メスだー!」と感動の嵐です。
林縁にはホストのイイギリが点々とあり、卵が付いていないか探している時でしたから、こんな奇跡的なことが起こるとは、だれも予想できなかったと思います。
おそらく、林縁に沿って、産卵しながら飛翔していた個体が、ヘッドライトの集合に惑わされて落ちてきたのかもしれません。

ライトトラップに戻ると、きれいなシンジュサンのメスが飛来していて、学生さんが喜んで持ち帰りました。

私はイナズマコブガを採卵用にいただきました。

皆が弁当を食べながら雑談していると、前畑さんがタンチャメノコメエダシャクが歩いていたと拾い上げます。

おっさん顔が面白いおすすめ品とのことで、顔のアップをとらせてもらいました。

初日から、濃い内容です。

