赤城自然園 散策
赤城自然園のブナ林は、40年前に植栽され現在に至ります。
赤城山では、噴火の影響で自然植生でのブナ林は発達しなかったとの記述を読んだことがあります。
しかし、標高500m付近から、ブナは点在し、大沼付近には自然植生のブナ林があります。
人口のブナ林とはいえ、40年の時を経て、その景観は見事です。
通える場所として、家からもっとも近いブナ林として気に入っています。

ルリボシカミキリが発生のピークです。
発生当初は貯木の周りが主でしたが、現在は広い範囲で見られます。
数個体がブナの幹に止まっていました。
生木なのに?と思いましたが、見上げると葉が枯れていて枯死直後でした。

ポートレートとしてよいシチュエーションでしたので、縄張りを張るオスを撮影していると・・・
脇から来た、ほかのオスに蹴散らされてしまいました。

カシノナガキクイムシの影響で、コナラの古木の根際から出る樹液はセンチコガネの大好物のようです。
オオセンチコガネは生態が異なり、このような樹液には集まらないと思っていましたが・・・
2種が樹液に集まっていました。
やや小ぶりの個体で、念のため頭部の頭盾を確認しましたが、間違いなくオオセンチコガネでした。

OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO2000 SS1/80 F10 ストロボ
若い雑木林の林縁を歩きます。
ムモンホソアシナガバチが虫こぶから出る甘露をなめていました。
虫こぶの正体を調べてみるとナラエダムレタマフシのようです。
情報を調べると、形成者となるタマバチの種名が混在していて今一つよくわかりません。
単性世代や両性世代での違いや、寄生蜂の存在など、クヌギ・コナラでの虫こぶについて、詳しく記されたすごいサイトを見つけました。
https://arinippon.blog.fc2.com/e/cynipini
写真がすばらしいですね。

コナラの若芽でムシクソハムシを発見します。
枝が風で揺れないようにそーーっと固定し、深度合成で撮影してみました。
上翅と胸部腹部との彫刻的交わりが芸術的です。

昼間は隠れていることが多いコクワガタですが・・・
ノコギリクワガタのごとく、メイトガードしながらコナラの幹に鎮座していました。

半成熟のネキトンボのオスが抜けのよい枝先に止まってくれました。

普段は散策コースで通らない、セゾンガーデンに立ち寄ってみます。
シロスジカミキリの産卵痕が多いコナラの幹で、大きなカブトムシにやっと出会えました。

カエデの衰弱木では、産卵場所を探すヤマトタマムシに出会います。
たまには、いつもと違うコースを歩くことも大切だと感じました。



