宝登山小動物公園 秋の昆虫展
秩父方面でライトトラップを含めた集まりがあり、夕方集合でしたので、宝登山小動物公園に立ち寄ることを思い立ちました
というのも、ここの園長が旧友の福田浩幸さんだからです。

入口の「秋の昆虫展」看板にどこか見覚えがありました。
豊島園昆虫館時代に私が製作した手作り看板でした。

福田さんは、私と同じ日本動物植物専門学院を卒業し、埼玉県飯能市の宮沢湖なかよし動物園(2008年3月16日をもって営業終了)に就職します。
同期ではありませんでしたが、同じ西武グループ(私は豊島園)の近隣施設として知り合い交流がはじまります。
その後、福田さんは、宮沢湖なかよし動物園を退職し、智光山公園こども動物園に長く関わります。
そして、この時、豊島園昆虫館が閉館となり、福田さんが窓口となり、智光山公園こども動物園が展示物の受け入れ先となりました。

福田さんは動物園業界に長くかかわりながら、様々な紆余曲折を乗り越えた苦労人です。
数年前に宝登山小動物公園の園長として採用されます。
豊島園昆虫館の展示物も引き取っていただき、ここでお披露目することになったわけです。

これまた懐かしい展示物と対面しました。
世界のカブト・クワガタの特大標本箱も当時のままでしした。
900mm×1800mmの定尺サイズのハレパネをベースにして、世界地図はカッティングシートを手先で切り貼り付けています。
箱は木製で、私が図面を起こして、社内の工務課で製作してもらったと記憶しています。
気密性は高くないと思いますが、長期にわたり、よく保存してくれたと思います。

秋の昆虫展では、所狭しと生態展示ケースが並びます。
それほど広くないスペースを、工夫を凝らして展示物が並ぶ様は、まさに「生きた展示」だと感じました。
うまく表現できませんが、そこに関わる人の思いが、どのように展示の形として表れるか。
作り手の思いは、見た人に、何か伝わるものがあります。

福田さんの所有する標本コーナーも、個性的で面白い展示でした。
ギネスに近いミヤマクワガタの標本は圧巻です。
頭部がやや下がった整形ですから、正確に再計測してみたいと思いました。

1時間もない短い滞在時間で、近況などいろいろ話したいこともありましたが・・・
「今度は酒でも飲みながらゆっくり話そう」と。

