赤城自然園 散策
曇りの予報でしたが、現地に着くと霧雨で、時折、濃い霧が煙る天気でした。

ブナ林を歩くと、幹に大型のザトウムシが目立ちます。
秋になり、体長が10mmほどの成体となった姿は、どうやらオオナミザトウムシのようです。

体の特徴を撮影していると、脚部にヌカカの一種がとり付いていました。
よく、イモムシの体表にヌカカが付く様子を目にしますが、ザトウムシの硬そうな脚部から吸血するとは意外でした。

ブナの幹に、雲紋状の地衣類が付きますが、そこにジグザグに付いた食跡は、一見してカタツムリのしわざと予測が付きます。
しかし、この森を歩いていて、大型のカタツムリを見たことがなく、いるとすればヒダリマキマイマイかなと思うのですが・・・
ヤマナメクジもこんな食跡を残すかな?とも推測しますが、キノコなどを好み、食性はやや違うような気もします。

こんな天気なので、もしかして、そんな現場を見ることができるかもしれないと、ブナの幹を確認しながら歩きます。
すると、6mmほどの小型のカタツムリが見つかります。
カタツムリの分類は難しそうですが、ヒラベッコウに似つつも違う種類のようです。
いつか、食跡の犯人を見つけてみたいと思います。

お昼から、天気が回復し薄日が差します。
ノハラアザミにツマキオオヒラタアブがせわしなく訪れて、かろうじて撮影できました。

オトコエシの花もそろそろ終わりかけですが、ニトベベッコウハナアブが訪れていました。

3日前に脱皮直後だったスミナガシの幼虫を見に行きます。
すると、ちょうど摂食の真っ最中です。
正面から顔の表情を撮りたいと思い、そーっと回り込みます。

かろうじて1カットだけ撮影できました。

警戒して、すぐに摂食をやめ、得意のうつむきポーズとなります。
体がだいぶ大きくなっていて、緑色を帯びています。

葉裏でキンヨウグモが見つかります。
あらためて、「キンヨウ」の語源を確認すると、なんと「金曜」でした。
wikiの解説の鵜呑みですが、信憑性はありそうな記述です。

垂れ下がったクリの葉にマエキカギバが鎮座していました。

OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO2500 SS1/80 F7.1 Trim
アオバセセリの幼虫の巣がありました。
幼虫は中でお休み中でしたが、無理を言って出てきてもらいました。

OLIMPUS OM-1mkⅡ 90mmMACRO ISO2500 SS1/40 F6.3
無理をさせたせいか、不機嫌そうな表情に見えました。

ハルニレを見上げると、色づき始めた葉をネグロケンモンの幼虫が摂食していました。
秋の深まりと成長は競争です。もう少しで老熟しそうです。

ツリフネソウの葉上にアオフキバッタが止まっていました。
背景に花のピンク色が入りそうな位置関係でしたから、カメラを向けてみました。


