ハバチ幼虫の過剰脱皮
先日16日に玉原高原にて見つけた、コシアカハバチ一種と思われる幼虫は持ち帰りました。
種名の手がかりを探してネット検索中に、外観がよく似た画像が見つかります。
不明幼虫として掲載されていたものですが、コマユミの葉上にいたという有益な情報があり、試しにマユミを与えたところ食べました。

OLIMPUS OM-D E-M1X 60mmMACRO ISO2000 SS1/125
F9
採集場所の林縁はニシキギが多かったことから、ニシキギ科は食草の可能性がありそうです。
大きさ的にも30mmほどの終齢サイズで、このまま老熟するかと思いきや・・・

OLIMPUS OM-D E-M1X 60mmMACRO ISO300 SS1/80 F11 ストロボ
なんと脱皮を行いました。

OLIMPUS OM-D E-M1X 60mmMACRO ISO300 SS1/80 F11 ストロボ
脱皮後は突起もなくなり、シンプルな黒色幼虫の姿となりました。

OLIMPUS OM-D E-M1X 60mmMACRO ISO300 SS1/80 F11 ストロボ
さっそく日本産ハバチ類幼虫生態図鑑を見てみると、摂食期間となる幼虫期の最終齢期が亜終齢で、その後、脱皮を行い、終齢期は何も食べず老熟し蛹化する種類が割と多いという事実に気づきます。
この場合の脱皮を「過剰脱皮」として表記されています。一般的には、決まった齢期をオーバーするイレギュラーな脱皮現象の表現で、言葉の定義的にやや腑に落ちませんが、ハバチ類特有の生態としては、とても興味深い現象だと思いました。

