ハルジオンとアオスジアゲハ
天気はよいのですが、風がかなり強い日となりました。運動不足の解消も兼ねてぶらりと散策する日が多いのですが、今後の基本的な生活パターンとなりつつあります。近場の公園巡りをしていますが、以前にムラサキツバメの越冬を探した前橋総合運動公園に出かけました。目的もないまま歩きつつ、よい被写体との出会いもなく終了となりそうでしたが、終盤でハルジオン群落でアオスジアゲハの吸蜜に遭遇しました。風で揺れるハルジオンと、アオスジアゲハも強風にあおられながら、かなりしつこく吸蜜をくりかえしていました。

吸蜜時は比較的動きが敏捷はアゲハ類は、やや引き気味でもとりあえず抑えとしてバシャバシャとシャッターを切るというのが自分流です。それでも、背景の混み具合であるとか光線の選び方でのベストポジションくらいはその場で反射的に選んでいます。夢中で撮影していると2匹の個体がいることに気付きました。しかも、かなり執着して吸蜜に専念していることがうかがえたので、プロキャプチャーを使ってみようとか、飛翔を完全に止めるにはシャッタースピードを1/1000以上にしようとかいろいろと考える余地が生まれます。

気が付くと最大5個体が飛来しつつ、入れ替わり吸蜜行動を20分くらい継続していて、かつてないほどのアオスジアゲハのシャッターチャンスに巡り合いました。

考えられる範囲で寄ったり引いたり、また、なるべくきれいな個体を選ぶほどの余裕も生まれましたが、パソコン上で撮影画像を展開すると、お見せできるものでこんなもんです。ピントが甘かったり、背景が混みすぎるカットが多く、「あのチャンスで、どうしてそうしなかったのか」という自責の念にかられます。