アブラゼミ
お盆休みの最終日にぐんま昆虫の森を歩きました。最近の流れではタイトルを「ぐんま昆虫の森 散策」としたいところですが・・・汗だくでひたすら歩く苦行となりました。
アブラゼミがピークで、鳴き声がいたるところから響き渡りますが、姿が目に入ったとしても、そうそうにカメラを向けることはありません。かつては絵本の製作もあって、かなりしつこく撮り続けてきた対象であり、撮ろうと思えるような絵になるシチュエーションは滅多にありません。
そんなアブラゼミに久しぶりにカメラを向ける機会がありました。
本館入口に差し掛かった時、飛んできたアブラゼミがケヤキに止まると鳴き始めました。背景のボケ具合も想像して、悪い場所ではないなと、とりあえず装着してあった90mm(35mm換算180mm)で撮影しますが、やや高い場所でしたから寄り加減が物足りず、「飛んでいかないでー!」と願いながら望遠ズームに切り替えます。その間に鳴き止んでしまい、やや翅を開いた特有のポーズはやめてしまいましたが、奇跡的な木漏れ日が右側面を照らし始めました。
木に止まるセミは基本的に日陰にいることが多く、どうしても立体感が乏しい描写になりがちですが、ちょっとした光線が射すだけで輪郭が浮き立ちアクセントになります。

猛暑の中、この日歩いた唯一の成果です。