オニヤンマ流し撮りの発掘

今年7月に発売予定のオニヤンマの絵本があります。10年近くの撮影期間の賜物で、私的には自信作です。デザインが進む中で、オニヤンマの飛翔を流し撮りで掲載する見返しページがありますが、横長見開き紙面に今一つしっくりときませんでした。そもそもこの撮影方法ですが、オニヤンマのオスが行き来する細流で待ち構え、俯瞰からのノーファインダーでの撮影です。OM-D-M1Xに30mmマクロの組み合わせで、F9まで絞りつつ、画角ギリギリに写りこまない棒を設置してピント距離の目測目印としました。オニヤンマがやってくるのに合わせて1/60の連写をひたすら行い、数打てば当たるという戦法です。当然、膨大な撮影枚数となる中で、のちの画像チェックが大変な作業となります。このあたりはプロキャプチャーでも同じですよね。2021年8月の撮影当時のフォルダをあらためて見直し、もっと適正カットがないか探してみることにしました。そのほとんどがピントのずれと、オニヤンマの飛ぶ方向に並行に流していないと、ブレブレのカットばかりです。かなり引きぎみで撮ったカットはよく見ていなかったので、ワンカットごと丁寧に見ていくと「あれ、これ使える!」というカットを発掘しました。使用するかどうかはデザイナーさんとの検討が必要ですが、右に大きく空いているのが現状レイアウトにはまりすぎるので、おそらくこれでいくことになると思います。

オニヤンマの流し撮り OM-D-M1X 30mmマクロ ISO2000 F9 1/60

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