柿とウラギンシジミ
午後からぐんま昆虫の森を歩きました。
かやぶき民家西側ではカキの実がたわわに実り、葉も色づいて秋らしい風景です。
熟したカキの実にウラギンシジミが集まっていないか探し始めました。
熟れた果肉が露出することで昆虫が集まりやすくなるという、鳥という介在者があっての餌場です。
真っ赤に熟れて鳥につつかれた、良い感じの実がいくつか見つかりますが、ハエが止まっていてもチョウの姿はありません。
いくつかの木を見渡しながら、見上げた実に止まるウラギンシジミが見つかりました。
それほど熟した感じではありませんが、鳥は食べ時をよくわかっていますからおいしい柿なのでしょう。
秋らしい景観も取り入れたかったのでワイドレンズで近づきます。

回り込んで、削られた部分を見ると3匹のウラギンシジミが集まっていました。
「ちょっと高いな・・・」推定2.3m。私が手を伸ばしてやっと届くくらいの高さです。
モニターを下に向けて、驚かせないようにカメラを近づけます。

モニターが遠く、しかも逆光がまぶしくて、ピントの確認もできない状態でしたが、かろうじて写しとめることができました。