ぐんま昆虫の森 卒業
退職を意識し始めたのが3年前くらいだったと思いますが、あと1年・・・あと一か月・・・そして今日、瞬く間に本日を迎えることになりました。平成10年にぐんま昆虫の森の準備室開設で採用となり、平成17年に開園、それから20年。トータルで27年間お世話になった職場でした。本当にいろいろなことがあり、簡単に語り尽くせるものではありません。私なりに精一杯やらせていただき、苦しくもあり、楽しくもあり、一度の人生で、この職に携われたことは奇跡だったと思います。精神、知識、技術において、よい勉強の機会をいただきました。この職を与えてくださった、矢島先生への感謝の気持ちを胸に卒業をさせていただきます。
定年延長という選択肢もありましたが、以前から60歳が区切り目として準備してきたことを踏まえ、退職を選択しました。
今月に入って、長年付き合いのある友人や、顔見知りのお客様が訪ねてこられ、労をねぎらうお言葉をかけてくださる機会が多くあり、この場を借りて深くお礼を申し上げます。最終日となる今日も、お客様ご家族からお手紙やお言葉をいただき、私ごときに畏敬を払っていただき、とてもうれしく感じました。「昆虫が大好きだ!」という子供たちとの触れ合いは、まさにこの仕事の活力であり励みでした。子供たちの気持ちに応え、私なりに企画を考え、それを成し遂げることがこの仕事の神髄だったと感じます。子供達には「昆虫が大好き」という気持ちを持ち続けることの大切さ、それは人生を豊かにしてくれる大きな要素であり、私自身の経験としていつも語り掛けてきました。その子供たちが大人となり、矢島先生の気持ち、そして私の気持ちを受け継いでくれることでしょう。
土日の定例プログラム「飼育室探検ツアー」をこなし、最後は事務所で簡単なセレモニーとなりました。月並みなあいさつで終わらせましたが、同じ志を持った一部?の熱い同僚たちは、心の友であり、飲み友達であり、そして戦友でした。これまで支えていただいたことに深く感謝しています。
