ギンヤンマ・シオカラトンボの羽化 同時撮影

飼育していたギンヤンマとシオカラトンボのヤゴが羽化の時期を迎えつつ、どのタイミングで撮影するかと様子を見つつ、うまく休日の午前中に事を済ませたいと思っていました。というのも久しぶりに遊びに来てくれる友人が10時ごろに到着する予定ということもあり、朝の6時台から撮影セットに張り付きました。この季節は夜間の温度が10℃を割りますから、ギンヤンマもシオカラトンボも気温が上がり始める朝方に羽化します。背景白の撮影ですから室内でセッティングし、その時を待ちました。

ギンヤンマ・シオカラトンボの羽化撮影風景

先に枝に登り始めたのがギンヤンマでした。続いて20分後にはシオカラトンボが登り始め、順調すぎるほど順調に羽化に至りました。羽化の位置が決まればインターバル撮影で済ませたいとことですが、トンボの羽化撮影の泣き所がぶら下がってからの起き上がりの一瞬で、このシーンだけは目視で確認しないと撮影できず、このシーンが撮れなければ一連の羽化が間抜けとなってしまうのです。ぶら下がってから約20分後・・・ギンヤンマは起き上がって腹の先を抜くまで数秒ほどの速さでした。あとはゆっくり翅が伸びる過程ですからインターバル撮影に切り替えました。

ギンヤンマの羽化 起き上がりのシーン

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