ぐんま昆虫の森 2023GW

天気には恵まれた2023年のGWでした。世の中の人の動きもコロナ前に戻りつつある中、お客さんが来すぎたらどうしようという不安があり、混雑緩和の目的で予約制を実施しました。3年前に駐車場が満車となり、一般道に車があふれて警察が出動という事態があり、それ以来はずいぶん慎重な対応となっていることをご理解ください。いざGWに突入するも、予約数は上限には達しず、予約をしていないで来られるお客様も多数おり(入園対応しています)このあたりがなかなか難しいと感じました。結果的には4日がピークで1600人ほどの入園者があり、天気が良いためお客様は屋外に分散し、ほどよい賑わいだったと思います。展示は「虫たちの季節がやってきた!~初夏編~」を毎年恒例で実施していました。葉っぱを食べる昆虫たちをメインとした内容で、ここでは生態展示でオオムラサキとヤママユガの幼虫を展示しています。ケース内ではなく、鉢植えに幼虫を付けて、お客様に探してもらうという手法ですが、これがなかなかお客様の反応がよく、恐る恐る探しながら見つけたときは大喜びです。

「虫たちの季節がやってきた!~初夏編~」会場
鉢植えで生態展示したオオムラサキ幼虫
幼虫を探し出して喜こぶご家族のお客様

私はというと4月29日と5月6日にナナフシ飼育講座を実施しました。これも毎年恒例ですが、おそらくナナフシ飼育講座は日本で唯一だと思います。かれこれ十数年続けていますが、1回ではすぐに定員に達してしまうため2回開催としました。当初は野外採集品で対応していましたが、「卵をたくさん産んだら持ってきてください」とお願いしているので、ほとんど里帰りした卵で配布する幼虫数はキープできています。ところが・・・今年は孵化が早いと思いながらそれなりの数の幼虫を管理していましたが、育ちすぎないように屋外のネットケージで保管していました。「そろそろ準備を」と思ってケージをのぞき込むと「なんか少ない!」アリの侵入などでずいぶん数が減っていたのです。慌てて、幼虫採集を試みました。計80組、1セット3匹で240匹です。幸いなことに今年は野外の発生が多かったため、必要数を確保できホッとしました。イベントも無事に開催できて、今年の連休も無事に終えることができました。さて、この先は企画展準備に本格的に突入となり、この職業ならではの夏休みシーズンに向けて一番忙しくなる時期を迎えます。

ナナフシ飼育講座で配布している幼虫のセット(3匹入り)
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